2010年03月04日

“お迎えの死に神”に抵抗 元NHKアナウンサー 鈴木健二さん(産経新聞)

 テレビ草創期から活躍し、博覧強記のアナウンサーとして名をはせた鈴木健二さんは、激務で極限まで体を酷使し、飲食で体を癒やす生活を続けて「死に神と何度も会いました」と真顔で言う。「『病と生きる』どころか“死と生きる”です」と、近年の病との闘いを含め名調子で語った。(文・草下健夫)

 平成18年8月18日。熊本で飛行機を待ち、本を読んでいると突然、右の肩から背中にスウッと冷たいモノが走りました。「雨漏りかな」と見上げた次の瞬間、私の体をガクガクと激震が襲いました。立ち上がろうとしても立てず、重いので頭がどーんと床についてしまいました。

 一緒にいた家内とタクシーになだれ込み、病院へ。ところが、「十分な治療ができない」と救急車で別の病院の集中治療室へ。

 医師や看護師の気配をかすかに感じながら、私は胸を押さえつけられ、火あぶりのような熱さに全身を震わせていました。「あ・つ・い…」

 すると、左目の端に、赤い火の色をした人の後ろ姿が現れました。彼は私をぐんぐんと引っ張り、私は懸命になって踏ん張りました。

 「ああ、よく『お迎えにくる』というけど、死に神とはコイツのことか」と思う間にも、背中がやけどするように熱かった。そのうちに…眠ってしまったのかな。赤いヤツは消えました。

 その後、今度は両足が異様に冷たくなりました。氷山が連なる水の中に、私のひざから下が漬かっていました。すると、またも左目の端に、赤い死に神と同じように後ろ姿の、しかし今度は青い人の姿が見えました。

 冷たい水にどんどん引きずり込まれ、それを私は必死にこらえるわけですよ。そんな状況でも、「前回の火あぶりよりもマシだな。私は中学で水泳部だったから」と考えるだけの意識はありました。

 赤と青の後ろ姿との遭遇体験を、人は「高熱による意識障害がもたらした」としか言わないかもしれません。しかし、高熱に冒されながらも、私は本当に「死に神」に会ったと信じています。

 診断結果はサルモネラ菌による敗血症でした。驚いたのは、病院を移った後の入院費の方が安かったこと。私は最初の病院に3時間ほどしかいなかったと思っていたのに、1週間もいたそうです。

 テレビ放送開始と同時期にNHKに入局し、30代で週18本もの番組に携わり、日々多忙を極めました。徹夜の疲れが気になりだし、40代では午後2〜4時ごろに顔が赤黒くなる日が続きました。それでも「仕事をこなせているから健康」と思いこみ、食べて飲んで、自分を激励しました。40代半ばでやたらのどが渇き、頻尿に。これが糖尿病の始まりでした。

 50歳の年に、がんの特番と歴史番組の計5本を1週間で制作することが決定。ところが、取材中に尿路結石や痛風になりました。揚げ句の果てに収録初日、NHKに着くやトイレに駆け込むと、黒紫色の尿が…。どうにか仕事をこなしたものの、左の腎臓を摘出する結果になりました。

 70代の終わりには、首の動脈瘤(りゅう)が分かり、いつ破裂して命を落とすか分からない恐怖の中、成功率の低い手術に踏み切りました。このときも、病院で「死に神」と遭遇しています。

 “メタボ体形”のせいもあり、さまざまな病魔と闘ってきました。「20歳を過ぎての病気は自分に原因がある」とも言いますが、つまり自分が死に神になっているのです。気付かないのは本人だけ。その証拠が私です。特に男性は他人に負けまいとか、哀れみをかけられたくない気持ちから、具合の悪さを話さず、いつも通り仕事をさせられてしまい、大病につながります。

 健康は人間が自分に贈る、最高のプレゼントです。

【プロフィル】鈴木健二

 すずき・けんじ 昭和4年、東京都生まれ。27年、NHK入局。新幹線開通、アポロ月面着陸の中継や「クイズ面白ゼミナール」「歴史への招待」など多くの番組で人気に。63年に退職後、熊本県立劇場館長などを務め地域芸能の復元に尽力。障害者参加の「こころコンサート」も開催した。近著に『死神の恐笑(きょうしょう)』(大和出版)など。

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2010年03月03日

「結婚は不自由…子供持てば一層」埼玉県教育委員長が発言(産経新聞)

 埼玉県教育委員会の松居和(かず)委員長(55)は、2日の県議会一般質問で選択的夫婦別姓についての見解を問われ、「結婚は自ら進んで不自由になろうとすることと思える。子供を持つことは結婚に輪をかけて不自由になることだと思える」と発言した。松居委員長はその後、「陳謝して発言を取り消します」と撤回した。

 自民会派の県議が「選択的夫婦別姓制度によって家族のきずなが薄れ、離婚や虐待が増えることが想定される」として見解を求めたのに対する答弁。松居委員長は「きずなとは、そうした不自由さの中で人間が助け合い、頼り合い、信じ合い、幸せを感じること。夫婦別姓で家族のきずなが薄れ、親子関係に悪い影響を及ぼすのであれば、よくないことだと思う」とも述べた。松居委員長は音楽プロデューサーで、平成18年10月に県教育委員会委員に就任、21年7月から委員長を務めている。

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2010年03月02日

<就職内定率>高校生は74.8% 下げ幅過去最大(毎日新聞)

 文部科学省は23日、今年3月卒業予定の高校生の09年12月末現在の就職内定率は74.8%と発表した。08年同期に比べ7.5ポイント減となり、この時期としては過去最大の下げ幅となった。文科省によると、76年の調査開始以来、同時期の前年比下落幅は98年の5.7ポイント減がこれまでの最大で、内定率は02年の66.3%が最低。一方で、前回調査(09年10月末現在)の前年同期比下げ幅11.6ポイントからは改善が見られた。

 国公私立高校の卒業予定者107万4561人のうち、就職を希望するのは18万3223人で、13万7128人が内定を得た。

 男女別内定率は、男子が79.7%(08年同期比7.3ポイント減)、女子が68.5%(同7・8ポイント減)。男子2万1224人、女子2万4871人が未内定者。学科別内定率が低いのは、看護50.0%、普通65.1%、家庭69.7%。最も高いのは工業で88.4%。都道府県別で内定率が高いのは富山91.0%、福井88.7%、岐阜87.2%の順。低いのは沖縄46.0%、北海道56.2%、宮城62.9%、神奈川67.6%、大阪67.9%の順だった。【本橋和夫】

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